―後日。嫌がらせは収まった

というよりも、それどころでは無くなったのだ。向こう側が


でも、私には関係のないこと。

私は、何もしていない。

何も知らない




雑用部部室の中にて。

「嫌がらせ、無くなったようだな」


「……はい…お陰様で」

「俺は何もしてないよ。礼なら、この策を考えた山田に言え」


「わかりました」


廊下から足音が聞こえてきた

「遅くなってすいませーん」


いつもの調子のいい声で、山田健は入ってきた


-end-