「散々私の事シカトして…自分の名誉が危ない時だけ出てきて…。そんなの…あんた達の都合じゃない…。もう無理…私…出て行く…」 「…好きにしなさい」 お父さんはじっと何かを考えた後返事をした。 俯いたまま…。呟くお父さん。 「…金なら、いる分は出してやる。いくらいるかお母さんに言いなさい」 「…いらない。そうやって……そうやってされるのが惨めだって…どうして分からないの?!いらないから…」 私は2階へと上がり、荷物の用意をする。 必要最低限の荷物は持っていかなきゃいけないから…。