朝…教室へ入るなり周りがシーンと静まり返り、一斉に私を振り返り見る。
………嫌な予感が的中した。
私は自分の席に着いた。
…愛美だ。絶対に…愛美だ…。
視線が痛い…。
「…芹香……き、気にしなくていいよ」
美穂が私の傍へ来ると、引き攣った笑顔で私を見る。
気にしなくていい?
……やっぱり…何かあるんだ。
「…大丈夫だよ。ほら、自分の席に座ってなよ。ね?」
私は美穂の背中を押した。
私といて美穂が変に思われると困るから。
美穂まで巻き込んじゃダメ…。
愛美は…何を言ったの…?
中学の時は色々有りすぎて…。
ネタが有りすぎて……。
愛美…だから昨日…。
ホテル行くって言ってたんだ。
颯斗がいると…都合が悪いから…だから…。
見事に…。
また、やられた…。

