「被害者か…。ねぇ…。私もおじさん襲っちゃおうかな…」
私はおじさんに近付くと首の後ろへ腕を回し、見つめる。
昨日は失敗したからね…。
今日こそは作戦実行よ。
「それで誘ってるつもりか?ガキだな。んな誘いで俺がどーにかなる訳ないだろが」
相変わらず余裕な顔をして微笑むおじさん。
やっぱり私はこの人が嫌い。
「…じゃあ…こうしよっか」
私はブレザーを脱ぎブラウスのボタンを開くと、おじさんの手首を掴みブラウスの中へと手を入れた。
「…まあまあだな」
平気な顔をしたままギュッと私の胸をわし掴みするおじさん。
まあまあ?
これでも…ダメなの?
よっぽど慣れてるんだね。
「…先生…しようよ。私…したい。先生のせいで昨日限りで颯斗と関係終わったんだから、責任とってよ」
私はおじさんのネクタイを掴みスルッと解いて行く。

