「大丈夫大丈夫。ちゃんとお風呂入って来たから。何ならもう一回お風呂入るから」


「そう言う問題じゃねぇだろ」


「じゃあ、どういう問題?おじさんだって、都合いいでしょ?女子高生とセックス出来るんだから」


「…お前なぁ……。デリカシーって言葉知らねぇのか?たまたま相手が俺だからいいものの。変な奴だったら何されてもおかしくねぇぞ?」


「…余計なお世話だよ。ほら、早く行こう?おじさんの家行くんでしょ?」


「………はぁ」




深い溜め息を吐いて車を運転するおじさん。本当は知ってる。分かってる。


おじさんはセックスするつもりない事ぐらい。


お茶を出して私を帰らせるつもりなの…分かってるんだから。


……そうはさせないよ。


……絶対に。