お風呂から上がると 蓮達はすぐに眠りに着いた。 キッチンで洗いものをしていると 悠也が冷蔵庫を開き缶ビールを取り出しゴクゴクと飲む。 「……今日…誰か来たのか?」 テーブルの上に置いてあった 腕時計を見て問い掛ける悠也。 「あ…うん。女の人が悠也の忘れ物届けに来てくれたよ」 「……そうか」 今のこの感じすごく嫌…。 いつまで… 何も知らない振りをしていたらいいの…?