「ただいま」 悠也が帰って来た。 私は急いで悠也の元へと走る。 「どした?」 どしたじゃないよ…。 私…もう…分からなくて…。 ぎゅっと悠也に抱き着く。 背中に腕を回して服をぎゅっと掴んだ。 「お姉ちゃん?どうしたの?」 蓮の声が後ろから聞こえ 私は慌てて悠也から離れた。 小さい子には見せちゃダメだよね…。 「…ううん……何でもないよ」 「………蓮。風呂入るか」 「うんっ!!!!」 私何してるんだろ…。 蓮達いるのに…。 心に余裕がなくなって来てる…?