「何か最近の悠也…心ここに有らずって感じね。好きな人でも出来た?」



今私達はベッドの中にいる。
私を見る悠也の目が
いつも以上に冷たい。



「は?いねーよ。出来たとしても、円香には言わねー」


「ふぅ~ん…。まあ…いいけど」



本当はよくない。



私…本当はあなたが好き。



気付いてくれない
ひどい男…。