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テーブルの上の悠也の携帯が鳴り響く。
こんな朝に電話なんて…誰からだろう…?


昨日飲みに行った人達かな?
家に帰れたかの確認コールだよね。


なのにどうして…こんなに気になるの…?
朝帰りの事があったから…?




「…ん?誰だ?」




今ちょうど、悠也がお風呂から上がって来た。


チラッと携帯の画面を見ては
テーブルの上に置く。




「かけ直さなくていいの?」


「ああ。後で電話する」


「そっか…」




些細な事でも気になる私…。
どうして…今かけ直さないのって…思ってしまってる…。