「お前、絶対学校くんなよ」 「分かってるよ~」 「弁当も今後一切作んじゃねーぞ。何しよーが絶対食わねーからな」 「…う……は…はい…」 「…分かれば宜しい」 チュッと私の頬にキスをしてから、玄関を出て学校に向かう先生… じゃなくて 悠也。 先生って言い方はやめろと、言われたんだっけ。 悠也は一緒に暮らしても相変わらず冷たい事もあるし…口が悪くてお酒とタバコが大好き。 さっきだってお弁当作ったら怒られちゃった。 こんなもん学校で食えるかっ!! って。