「…蓮と陽……迎えに行かなきゃ…」
もうすぐお迎えの時間…。
私は…震える手を握り締めた。
震えて様が何があろうが、あの子達には…迷惑をかけられない。
「何言ってんだよ…。今は自分のが大切だろ?」
「ダメだよ。二人には迷惑かけたくないの。大丈夫だから…」
ソファーから立ち上がると、颯斗は無理矢理私をまた座らせた。
「ダメだ…。それに…蓮と陽なら…大丈夫だから。心配するな」
「心配するよっ。大丈夫じゃないよっ。あの子達には私しか居ないのに。寂しい思いはさせたくないのっ」
私は泣きながら颯斗に訴える。
今まで頑張ってきたのに…少しでも寂しい隙間を埋める為に…。
それが…今日の為にこんな私の為に、崩れるなんて嫌…。

