まさか…。 こんな事って…。 「だから、先生が芹香に近付く権利はないからな。芹香は俺がもらう」 清水颯斗は俺に背を向け歩いて行く。 …快楽依存症から何もかも 俺の…責任…だったのか…。 嘘…だろ…。 あん時の女が……芹香…。 金を巻き上げたのは…アイツの親父…だったのか…。 何やってんだ俺。 手が震えてんじゃねぇか…。