「島谷さんって…何か訳ありっぽい?」 「も~。芹香でいいよ。私も颯斗って呼ぶから」 「あぁ。じゃあ、芹香で」 君は坦々と家庭の事を俺に話す。 笑いながら。 その時初めて知った…。 君が…愛人の子だと言う事。 お父さんが社長で君が苦労して来た事。 君は苦労だなんて思ってないだろーな。 運命だと…思ってるのな。 本当に物分かりがよくて 気が利いて。 そんな君を俺は本気で好きになって、守ってやりたいと思った。 そんなある日… あの事件が起きた…。