「今日は帰りな…」
「先生も…聞いたんだね」
「…まあな」
「……そっか。黙っててごめんね。もう…する気になんないでしょ」
私は笑いながら先生を見た。
私の事を知ってて出来るのは颯斗だけ…。
「…どうだろーな」
「………先生…胸貸してくれてありがとう。だいぶ楽になったから」
「…そうか。無理すんなよ」
「うん。じゃあね」
私は覚悟を決めて教室へ戻る。
教室がシーンとしてる。
みんな…顔が真っ青…?
どうしたの?
「芹香…さっきはゴメンね」
「え?ううん。どうしたの…?」
「あ~…先生がね…さっき、キレたんだよ」
「………先生が?」
「うん。めちゃめちゃ怖かった…。あれは確実に元ヤンだよ。絶対。机蹴り倒してたもん」
そんな事があったんだ…。
先生…守ってくれたんだね。
…ありがとう。

