地下へ下りると長い廊下の先にある大きな扉の前で、彼が此方を向いて待っていた。
「早く早く」と手招きをする。
彼の元に小走りで向かう。
彼は私にあの笑顔を見せた後、
「イイ?開けるよ?」
私が頷くと彼はゆっくりとその扉を押した。
扉の向こう側は一面、銀色に染まっていた。
大きな棚や壁に取り付けられた棚には、赤い液体の入った細い透明なボトルが何本も並んでいた。
部屋の中央には鉄板で作られたベッドの様な、机の様な物が置いてあった。
それには4ヵ所にベルトが付いていた。
「きゃっ!!」
私が部屋を見回していると、いきなり後ろから彼に抱きしめられた。
「美帆を味わいたいんだ」
耳元で囁かれる。
私は彼の手にそっと触れ、コクリと頷く。
勿論、『味わう』それが性交を意味する事だと判っている。
ただ彼は面白い表現をするんだな、と思っただけ。
知らず知らずの間に私は彼と一つになる事を望んでいたのかもしれない。
「本当に?いいの?」
「うん。私をたっぷり味わって」
彼は私を横抱きにして、あの鉄板にゆっくりと押し倒した。
徐々に彼の顔が私の顔に近づく。
私は静かに目を閉じた。
「早く早く」と手招きをする。
彼の元に小走りで向かう。
彼は私にあの笑顔を見せた後、
「イイ?開けるよ?」
私が頷くと彼はゆっくりとその扉を押した。
扉の向こう側は一面、銀色に染まっていた。
大きな棚や壁に取り付けられた棚には、赤い液体の入った細い透明なボトルが何本も並んでいた。
部屋の中央には鉄板で作られたベッドの様な、机の様な物が置いてあった。
それには4ヵ所にベルトが付いていた。
「きゃっ!!」
私が部屋を見回していると、いきなり後ろから彼に抱きしめられた。
「美帆を味わいたいんだ」
耳元で囁かれる。
私は彼の手にそっと触れ、コクリと頷く。
勿論、『味わう』それが性交を意味する事だと判っている。
ただ彼は面白い表現をするんだな、と思っただけ。
知らず知らずの間に私は彼と一つになる事を望んでいたのかもしれない。
「本当に?いいの?」
「うん。私をたっぷり味わって」
彼は私を横抱きにして、あの鉄板にゆっくりと押し倒した。
徐々に彼の顔が私の顔に近づく。
私は静かに目を閉じた。



