左手の小指が、蓮の細く長い指に触れ バクン!と心臓が跳ね上がった瞬間 左手に、柔らな感触を感じて… えっ…!?と驚いていたら、ギュッと優しく握りしめられた感触を感じた。 ドキドキしながら、左手を見ると、蓮のあたしより大きな少し骨太の手が あたしの手を握りしめていた。 「あっ…」 次第に真っ赤に染まっていく頬の熱を感じながら 蓮の顔を見上げたら 月の光に照らされた、少し潤んだキレイな瞳で、あたしの瞳を真っ直ぐ見つめていた。