もう真っ暗になってしまった空の下。 何も話さないまま、少しだけ距離を置いて蓮と肩を並べて歩いた。 辺りは人影がなくて、ただ蓮とあたしの足音だけが、静かな空間に響いている。 「あのさ…」 突然、蓮がそう話しかけてきて、あたしはドキッとしながら 「な、なに?」 と聞くと、蓮は「別に…何でもない」と言うと俯いて、また黙り込んでしまった。