下駄箱から校門へと続く道の途中には、テニスコートがあって
そこから聞こえてくるボールが跳ねる音や
「ファイトォーー!!」
なんて声に聞き耳を立て、立ち止まりテニスコートにいるはずのアイツの姿を探してるんだ。
蓮…どこにいるかな…?
蓮とは、相変わらず何もない。
蓮とあたしは、今も友達の関係でしかなくて
蓮が、あたしに対して特別な感情はないと気づいた
あたしを呼び出した女の子達は、あれから別に何かをする事もなくなった。
それは、それで助かるけど
逆に、蓮にとって、あたしがそれだけの存在だと言われている気がして
なんだか複雑な気持ちになっていた。

