「まぁ、あんま深く考えんな。美月になにかあった時は、俺と由香里も美月を守るからさ」 “お前1人じゃねぇよ”と、拳で俺の肩を小突いた。 「おぉ。サンキュー」 「おぉ。まぁ、あんま悩むな。それに、美月新しい友達できたみたいじゃね?」 「あぁ、みたいだな」 「由香里が、美月と余り一緒にいれなくて悪いって思っててさ。クラスも分かれたからな、あの2人」 そうだなぁ。美月と由香里は、仲良しだからな。 美月…寂しかったろうな。