あの時…俺はどうする事もできなかった…。 俺が知らないところで 俺のせいで…俺と付き合っていたせいで… 女子達から責められ…囲まれて…いじめられていたなんて… 全く…気づいてなかった。 何か聞いても あの子の「なんでもないよ」って言った優しい悲しい嘘の奥に隠されていた 心の叫びに早く気づいていれば あの子を助ける事ができたのに…。 やっと気づいた時には、あの子の心はボロボロに壊れかけていて 学校に来なくなり、突然…何も言わずに去っていった。 俺の元から…「さよなら」も言わないで…。