「美月…幸せ?」
「うん。幸せ」
「そっかぁ。俺も、スゲェ幸せ!」
ニカッて笑うと蓮は、ギュッとあたしを抱きしめた。
裸の蓮の胸元に顔を埋めてドクンドクンと波打つ心音に耳を澄ます。
あたしと同じように激しく波打つ蓮の心音をこのままずっと聞いていたいや。
「美月…」
名前を呼ばれて顔を上げた。
「なに?」
「あのさ…いつか…」
「いつか?」
いつかって…なんだろう?
キョトンとした顔で蓮の顔を見ると瞳がキョロキョロと動いて落ち着かない様子。
「どうしたの?」
不思議そうに聞くと、キョロキョロしてた瞳がまっすぐとあたしの瞳を見つめた。

