「待って…蓮…」 「美月…?」 「あたしも…あたしも…蓮と同じ気持ちだから…」 ドクンドクンと尋常じゃないぐらい刻む心音。 蓮を見上げたあたしの顔は、自分でも分かるぐらい耳まで真っ赤で湯気が出そう。 自分がこんな気持ちになるなんて思ってなかった。 「蓮に…ギュッて抱きしめてほしい…」 自分がこんな言葉を言うなんて思ってなかった…。 蓮のせいだよ…。 ゆっくりと立ち上がって、蓮の胸に頬をくっつけた。 こんなにも大胆にさせるの…蓮のせいだよ…。 こんなに蓮を好きにさせた、蓮のせいだよ…。