蓮のことを考えると胸の奥がキューンとする。 ドクンドクンと心音がうるさい。 あたし…いつの間にかこんなにも蓮を好きになってたんだね…。 膝を抱えたまま、ドクンドクンとする胸元に手を当てる。 この気持ち…大切にしたい。 そう思っていた時、お待たせとゆっくりと部屋のドアが開いて肩にタオルをかけたTシャツに短パン姿のラフな格好の蓮が片手に氷が入ったコップが載ったお盆を持ってやってきた。 「あっ…」 「うん?なに?」 「うぅん。手伝うよ」 そう言って蓮からお盆を受け取った。