─────── ──── あの日…病院の待合室で蓮が泣いてる姿を見てから数週間が過ぎた。 教室の窓から入ってくる風は熱風を帯びていて、空には入道雲がモクモクと自分の存在を主張している。季節はもうスッカリ夏だ。 手でヒラヒラとあおぎながら、暑いねと口々に呟いて教室に入ってくるクラスメートたちの中に 「おはよう」 教室に入ってくる蓮は、足の捻挫も良くなって、いつもと変わらない笑顔で男の子達と話してる。