『美月!美月!聞いてる?』 今にも落としてしまいそうなケータイをギュッと握りしめた。 『いい?落ち着いて聞いてる?』 「う、うん」 『大丈夫。蓮の怪我、骨には異常はないみたいだから』 念のために病院に行ってる。場所はー…。 蓮が怪我…ウソー…朦朧とする頭の中、由香里から伝えられた病院名をメモして試合会場を後にした。 ヤダー…蓮が怪我なんて…ヤダよー!!