とにかく必死で走った。息が上がり足が痛くても必死で走った。
あの2人から離れたい。離れて誰もいないところにいきたい。
その気持ちだけで真っ暗な夜道を走った。
早く…早く走るんだー…2人がいないところに早く行くんだー…!!
それだけを考えて交差点を通ろうとした時だった。
「美月!!危ない!!」
そんな声が聞こえたと思ったと同時に右手を掴まれ強く引っ張られた。
瞬間、目の前を一台のトラックが通り過ぎた。
「あっー…」
震えて固まってるあたしの体を
「あっぶねぇ…」
蓮がシッカリと抱きしめていた。
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