「それ、本当なの?」 そう聞いてくる彼女達に 「本当。単なる友達。仲良し友達。まぁ、しいて言えば仲間みたいなもん」 …って、自分で言ってて悲しくなるぐらいにね。 「ふぅーん。そうなんだ」 女の子達は納得してくれたのか?互いに顔を見合わせた。 「分かってくれた?」 そう聞いてみたら 「ふぅーん。じゃあ、アンタは高城くんの事、好きじゃないんだ?」 「へっ?」 彼女の言葉に、あたしは完璧に固まってしまった。