「蓮ー…!!」 「美月を放せ」 低く、強い口調でハッキリと言った迫力を帯びた蓮の言葉に一瞬金髪男がたじろいだ。 その隙に逃げようとしたけど茶髪にツンツン頭はシッカリと掴んだまま放れそうにない。 どうしよう…。 このままじゃ喧嘩になっちゃうかもしれない。明日試合なのに…もし喧嘩が学校に知られたら、蓮だけじゃない。 テニス部にまで迷惑かかるかもしれない。 そんなことが頭の中によぎり、あたしは今にも茶髪にツンツン頭の人に殴りかかろうとする蓮に 「ダメ!!殴っちゃダメ!!」 そう叫んでいた。