「キミさ、可愛いね。俺達とどっか遊びにいこうよ」
茶髪のツンツン頭の人から突然手首をギュッと掴まれた。
「おっ、いいね」
金髪にピアスの人もあたしの肩にガシッと腕を回して離さない。
「えっ!?ちょ…困ります!!離してください!!」
必死にもがいても離れない。通り過ぎる人達はみんな見て見ぬフリばかり…。
掴まれたままドンドン引きずられて歩く。
「やっ…!!はなして!!」
「いいじゃん。車、あそこに停めてるからさ」
黒のワンボックスを指差して二ヤッと口元を上げて言った茶髪にツンツン頭の瞳にゾクリとした。
コワイー…!!ヤダよー…!!はなしてよ!!
叫びたいのに、怖くて声が出ない。
ヤダヨー…誰か助けてよー…!!
蓮ー…助けて!

