「だけど、なんで2人別れたの?」
ドキッとした…。
2人が別れた理由とか、そんなのあたしには関係ない。過去のことなんか関係ないんだ。だから早くここを出よう。
そうずっと自分に言い聞かせてるのに…
なんで?なんで動かないのよ!?あたしの体…!!
「それがさぁ、イジメだったみたいだよう」
えっ…?イジメ…?
「うっそ!?」
「ホント。高城くんモテるからね、里穂、高城くんファンの子達からなんか色々されてたみたいでさ…」
ズキンズキンと心が痛んだ。とにかく、これ以上は聞いちゃダメだと必死に言い聞かせ、ようやく動き出した右足を一歩前へと踏み出してゆっくりと歩き出した。

