「俺が悪いんだよ。本当にごめん」
そう言って頭を下げた。
今の俺にできることは謝ることしかできないから。
「本当にごめん!」
頭を下げたまま、もう一度言った。
「じゃあ…責任とってくれる?」
ボソッと呟くように言った里穂の言葉に「えっ?」と顔を上げた。
「悪いって思ってるなら、責任とって」
「……分かった。どうすればいい?」
「……じゃあ…彼女と別れて」
「えっ…!?」
「彼女と別れて、あたしと付き合って」
その言葉に世界中の時間が止まってしまったように俺の全ての時間が止まったように感じた。
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