「あたしね、本当は凄く後悔したんだ。あの時…蓮から逃げ出したこと。凄く…後悔した」 ズキンと心が痛む。里穂は何も悪くない。 「それは違うよ。里穂。俺の責任だから。里穂が辛い時に…里穂の気持ちに気付いてやれなかった俺の責任だから」 そう全ては俺の責任だ。俺がちゃんと里穂の気持ちに気付いてさえいれば、里穂に辛い想いをさせることなんてなかったはずだ。