「里穂…」 ゆっくりと近づいてくる里穂。 中学の頃より少し背が伸びて髪が伸びているせいか大人びて見える。 「ごめん。驚かせちゃった?」 「あ…いや…」 久しぶりに会ったせいか、なぜか緊張という言葉が頭に浮かんだ。 が、同時に隣にいる美月が気になり視線を移すと何も言えないまま立ち尽くしていた。 「あ、あのさ…美月」 声をかけると少しビクッと体を強ばらせた。 きっと頭の中でいろんな事を考えてる様子が目に見えて分かった。