「高城くん…」 いつもは遠巻きで決して声をかけてこなかった女の子達とは、明らかに違う雰囲気の綺麗で、真っ直ぐな瞳をした色白で華奢な女の子。 凄く…綺麗…。 そう心の中で呟いた時だった。 「里穂…」 いつも待っていた女の子達に立ち止まることも、見向きもしなかった蓮が 立ち止まり…言葉を発した…。 “里穂…” そう静かに…ハッキリと…。