連れて来られた場所は悪い予感がする体育館裏。 思わずゴクリと生唾を飲み込んだ。 見た感じ、全員3年生だ。そのせいか、妙な迫力を感じるよ…。 「あのさ…手っ取り早く言うけど…」 一番怖そうな人が口を開いた。 喉がゴクリと鳴り、緊張が走った。 「高城くんと別れてくれないかな」 きた…。ヤッパリ、蓮が目的だったんだ…。 「あのね、この子が、ずっと高城くんのこと好きだったんだよね」 そう言って怖そうな先輩が左側の後ろに隠れていた女の子を指差した。