「なっ!!?」
思わず顔が真っ赤に染まり恥ずかしくてワナワナとフォークを持つ手が震えた。
「なっ…!?なっ…」
「アハ。冗談。ってか…あんまジッと見るなよな。そんな見られるとなんか恥ずかしくて食べにくいだろう…」
俯きがちにボソッと呟くように言う蓮は、視線を逸らしたままポリポリと頭を掻いている。
「恥ずかしい…なんて…蓮にもそういう感情あったんだ」
「なっ!?おまっ…!当たり前だろう。俺だって…恥ずかしい気持ちぐらい…あるさ…」
一度重なった視線。再び逸らして互いに空を仰いだ。
透き通った青空に飛行機雲が伸びていた。

