2人で来たのは、家族連れや恋人達で溢れている駅前近くのショッピングモールの雑貨屋さん。
ラインストーンで散りばめられたキラキラ光る小さな星が可愛いシルバーのネックレスを手に取りジィと見つめた。
これ、欲しいなぁ…。
けど、いま小遣いピンチなんだよね。
今は我慢するしかないか。
「美月、どうしたの?」
「蓮、なんでもない」
そう言って持っていたネックレスを元の場所に戻した。
「なに?なにか気に入ったのあった?」
そう聞いてきた蓮にネックレスが欲しいなんて言えるはずもなく。
「うぅん。ただ可愛いなぁって思って見てただけ。それより、これからなにするの?」
そう言って笑った。

