「…どうした?ボーとして。俺にみとれてるの?」 顔を近づけて、意地悪な笑みを浮かべる蓮。 「そ、そんなんじゃないわよ…」 思わず瞳をキョロキョロさせて誤魔化してるあたしの手を 「いこう♪」 そう言ってさり気なく握る蓮。 「ちょっ…!!」 あたしの手をシッカリと握りしめたまま蓮は、人混みで溢れる街を颯爽と走り出した。