「まぁ、心配しなくても、その内お前なら友達できるさ。じゃあ」 それだけ言って教室を後にした。 “俺も友達だろ”って言葉はあえて言わなかった。 別に言ってもいいんだろうけど。 実際。美月とは友達で、今まで美月や他の友達と一緒に遊んだ事もある。 だからって“俺も友達だろ”なんて、言いたくなかったのは 美月には、俺の事を友達以上に思って欲しいわけで。 けど…その気持ちを素直に美月に伝えられないのは 美月が…もしかしたら、あの子みたいに傷つくかも知れないって 思ってしまうから…。