突然、耳に飛び込んできた“デート”という言葉。 そりゃあ、いつかは蓮とデートしたいって思っていたあたしにとっては待ちに待った言葉だけど こんなに突然に蓮の口から聞けるなんて思ってなかったから あたしは、ポカンと口を開けて間抜けな顔で蓮を食い入るように見つめた。 「な、なに…?そんなに見つめるなよな…」 照れくさそうに風に靡く髪を無造作にポリポリ掻く蓮の顔がさっきより赤く染まった。 その蓮を見つめてるあたしの顔も、きっと真っ赤だ…。