「無理…ていうか、ちょっと待って…。
心の準備が…って言う前に、ゲタ箱前って嫌だし…。
学校って嫌だし…。
それに…えっと…」


もごもごと言って、担任から視線をそらせるあたしに、担任は言った。


「やべ…。
もう、限界…」


…って。
はい?


そして、あっけにとられるあたしの前――


「今のおまえの顔っ!!
面白すぎてやめらんね―よ!!」


担任はおなかを抱えて、転げまわった。