速攻抱きつくなんて…


ほんっと…


仲がよろしいことで。


あっけにとられるこの光景。


うちの姉妹ではありえない。


あんぐり口を開けて、ぼ―っと立ち尽くすあたしに、


「紹介するよ。
弟の陽真」


そう言って担任は、ちっちゃいガキんちょを抱き上げた。