「はぁ?
一人暮らしだったら、なんだって言うんだよ。
おまえ…ほんっと…頭の中、そんなことだらけなのか?」


頭をつかんでユサユサ振って、


「まずいな。
頭ん中、学校の勉強とエロばっかりだ」


あきれたようにため息をつく。


「んな急がなくても…。
卒業後も付き合ってたらいろいろ教えてやるよ」


…って!!


ほぼ3年、おあずけですか―!?


びっくりして…目をまん丸にするあたしに、


「ほんっとこいつは――…」


担任は目を細めて、あたしの鼻をくにくにっと触った。