「そ―ゆ―とこも、くるみそっくり」


…って。


どこまでワンコ扱いすれば気がすむんじゃ―!!


「もういいっ!!
先生なんかしらないっ!!
あたしは先生のワンコになりたいわけじゃない!
彼女だもん。
らぶらぶになりたいんだもん!
先生の1番になりたいんだもん!!」


ビルの1階出口を目指しながら、もう誰かに見つかってもいいし!
半ば自棄で、ぎゃんぎゃん騒ぐと――


いきなり口を…


「…んっ…」


ふさがれた。