臨月になり普通なら里帰りなんかもするんだろうけど帰る場所がない。言い忘れたが私の妊娠前に母は新しい旦那さんとの間に男の子を出産して姑さんたちと暮らしている。弟も居候のような物で、私が帰る場所などは無い。父は父で彼女らしきおばさんが居て暮らしていたので、そこへ帰る事も出来ない。
何かあればタクシーがあるし救急車もある。母は強し。
少量の出血があり陣痛の感覚も短くなったので病院へ電話をいれると「きて下さい」とのこといよいよ赤ちゃんに会える。と思うと怖くなかった。陣痛室で一人で待ってると彼が仕事を終えて夜10時頃にきた。それから5時間後、無事女の子出産。うれしいとか簡単な表現ではなかった。
この世で1番幸せな気持ちとゆうのかな。「ありがとう」彼からの言葉。手を握って疲れた私は寝てしまった。
母がゆうように夜泣きは大変の意味がわかった我が娘も夜泣きが続いた。(最終10ヶ月迄)
でも育児は楽しかった。
娘を寝かして掃除をしていると窓からシンナーの匂いがしてきたので、工場が近いからしたんだなと思って急いで窓を閉めた
・・・ん?なんか気持ちが悪いドキドキして手足が震えるフラフラする。シンナーの匂いで?でも匂いはしたけどすぐ窓を閉めたし、あ〜怖い・・・・。しばらく横になり夕方の診察で一度診てもらうことにした。
娘を連れて近くの病院へいくと「一度診療内科へ行くのをお勧めします」初めて聞いた名前。
「バニック障害」