「そちらでしたら、1000ミルになります」

『うるせぇ!!黙ってろって言ってんだ!!!』

「それは、初めておっしゃ」

『…っせぇ!!!』

ーバン!

銃声が響く。

「こんなものむやみに撃ったら、危ないですよ?」
銃弾を軽く避け、微笑みながら銃を奪う。

『なッ!?』

それは一瞬の出来事だった。