この話は口蹄疫という家畜伝染病を題材にしたフィクションですが、人づてに聞いた話、自分の体験を交えて書きました。 口蹄疫の被害にあわれた農家の神経を逆撫でするのではないかと思い、悩みましたが、それでも何か伝えたくて書きました。 家畜は財産と言ってしまえばそれまでですが、もっと別のそれ以上の気持ちをもって生産者は牛を養っています。 もし何か感じ取っていただけるなら、お願いです。 食べ物はおいしく残さず食べてください。