それでも明かりが消えた地下のオフィスの暗闇は何も変化がなかった 「ルカ、レイはいないよ。 気づいてるだろ……」 ドアの外でブルーの落ち着いた声がする ワタシは寝ていたデスクのうえでしばらく耳をフサいで、だだっ子みたいに首を振った その間ブルーは何も言わなかった ワタシが落ち着くのを待ってるみたいに…… ワタシはやがて、顔を上げて未練たらしく、暗闇でレイの姿をさがした 「ルカ、こっちへおいで」 ブルーがそれだけ言って、また黙ってる