「今日はまた一段と連れてんなぁ。」 制服に着替え、ネクタイを締めながらあたしの後ろを見てる。 「…あんたもいるじゃん。」 よく見ると颯悸の後ろにも小さな妖怪が2匹ほど。 「あ? やっぱ昨日うるさかったのは お前らか…」 「消さないの?」 「めんどくせぇ…」 あたし達は免疫があるから、多少憑かれても平気だもんね。 「ほらっ、着替えたんならさっさとカバン持って!!」 ダルそうな颯悸を急かして、あたし達は家を出た。