その時、ふと聞こえた小さな呟き。 「やっぱAAA………?」 間違いなく、声の正体はこの目の前の男。 「……だぁから………… Aだっつってんでしょーーーっっ!!!!!!!!」 そう怒鳴って、バシッと颯悸の頭を叩いた。 「いってーなぁっ!!!! あぶねぇだろがアホ!!!!!」 「いらん事ばっか言ってるあんたが悪いんでしょっ!!!!!」 自転車の上でぎゃーぎゃー騒ぎながら、あたし達は目当てとする神社へ向かった。